日本の20〜40代の女性を中心に高い支持を得ているスウェーデンの陶芸作家「リサ・ラーソン」。
その日本での爆発的な人気から、リサ・ラーソンのジャパンシリーズが発売されていることをご存知でしょうか。
ジャパンシリーズとは、波佐見焼・益子焼・美濃焼・木製のこけしと、日本人にとって馴染みのある焼き物や伝統品とのコラボレーション作品なのです。
今回は、そのジャパンシリーズから、美濃焼のキッチングッズ「ねこのソルト&ペッパー」をご紹介します!
リサ・ラーソンの作品は他にもレビューしていますので、ご興味あればこちらの記事もどうぞ!
目次
可愛らしい調味料入れ「ねこのソルト&ペッパー」
今回ご紹介するリサ・ラーソンの「ねこのソルト&ペッパー」は、オブジェのような塩とコショウ入れです!
パッと見はオブジェですが、両耳の間に調味料を出す穴、裏にはゴム製のパッキンが付いている為、しっかりと調味料を入れられるようになっています。
リサ・ラーソンの陶器のオブジェというと、安くても1万円前後という印象がありますが、このねこのソルト&ペッパーは、販売価格が2,800円(税抜)とかなり低い設定となっています。
しかも、2体セットでの価格ですから、1体分の価格としては1,400円という驚くべきリーズナブルな商品!
「価格が安い分、商品の出来栄えはどうなのか?」という事も気になりますので、完成度も含め詳しく見ていきましょう。
まずは、ソルト&ペッパーの基本情報から!
デザイナー | リサ・ラーソン |
---|---|
シリーズ | LISA LARSON JAPAN SERIES (リサラーソン ジャパンシリーズ) |
カラー | ホワイト(塩入れ)とグレー(コショウ入れ)の2つセット |
サイズ | 約H6.8×W4.5×D3.8cm |
素材 | 磁器 (美濃焼) |
生産国 | 日本 |
色は、ホワイトとグレーの2つセットで、ホワイトは塩入れ、グレーはコショウ入れとなっています。
サイズは高さ約7cmと、調味料入れとしても片手に収まるサイズ感で使いやすく、オブジェとしてもちょっとしたスペースに飾れるお手頃なサイズです。
リサ・ラーソンの陶器のオブジェはスウェーデンで作られていますが、ジャパンシリーズは日本製という事が新鮮ですね。
ねこのソルト&ペッパーのモデルは1965年に生産された「Liten Katt」
ソルト&ペッパーのねこは、1965年の約1年間だけ生産された作品「Liten Katt(小さな猫)」がモデルとなっています。
Liten Kattは、生産期間が短く数も少ない為、現在では希少のヴィンテージ作品として高額で取引されているんですよね。
ソルト&ペッパーはこのLiten Kattのデザインを元に、カラーをリニューアル、サイズも10cmから7cmへと小さくリサイズされ、ジャパンシリーズとして生まれ変わりました!
「ねこのソルト&ペッパー」を詳しく紹介!
それでは「ねこのソルト&ペッパー」を外箱から詳しく見ていきましょう!
外箱には、細長い逆三角形模様が無造作に並んでいます。
後ほど登場するねこの毛並みをイメージしてデザインされた箱かと思いますが、不揃いな三角形が北欧らしくお洒落ですよね。
マグやプレートにこの模様を使ったら「素敵なデザインの食器になる!」と個人的に思いました。
箱付きなのでプレゼントにも適していますね。
箱を開けると、可愛い2匹のねこがひょっこり顔を出しました。
耳の間に調味料の出し口となる穴がバッチリ開いているのを確認できます。
外箱と同じような模様が、ねこの体に施されると、まるでフサフサの毛並みを想像してしまいますね。前足をちょこんと揃え座っている姿が可愛らしいです!
寸胴なフォルムなので、安定感がありますよ。
割れや欠け、手に当たるザラザラ感などはなく、出来栄えの面で問題は感じませんでした。
どちらかというと、ツルツルした表面に品を感じる程の仕上がりでしたので、リサ・ラーソンの作品としては破格の1体1,400円という安さは、その質感からは微塵も感じられません!
リサ・ラーソンが作り出す動物からは、いつも「強い視線」を感じるのですが、こちらの猫も上を見上げる眼差しが特徴的ですね。
口角がキュっと上がり可愛く笑っている印象の一方で、眼力が強い為かいたずらを企んでいる表情にも見えます(笑)
オブジェとして使用するのであれば不要な穴も、個人的な意見としては、模様の一部に見えるような気がしています。
横から見ると、毛並み模様がないためか、正面よりもツルッとした滑らかさ、そして透明感がきれいです。
ツンと上に立ち上がった耳とふっくらした胴体から、ホワイトは特に小トトロのようなイメージもありますね。
後ろ姿は、数字の「9」のようにクルっと丸まった尻尾がとてもキュートです!尻尾にも毛並みの模様が入っていますね。
私は、キッチンで楽しむオブジェとして購入しましたので、塩やコショウは入れていませんが、裏には直径1.5cmの調味料を入れる口があります。
ゴムパッキンが付いており、スムーズに取り外しが行えました。
入れ口には手に当たるザラつきはないので、うっかり手を切ってしまう心配はありません。
調味料を中に入れる場合の日々のメンテナンスは、口が狭く中にスポンジは入らないので、つけ置き洗いにするといいですね。
普段使用する小物にこだわる
普段はキッチンで目に入る機会の多い、シンクの前に置いています。
女の人って、キッチンにいる時間が意外に多いと思うので、その場所に自分の目を潤す物があると家事がいつもより楽しくなるんですよね。
ダイニングテーブルに置くと、食卓に華を添えるワンポイントとなりますね。
テーブルに出しても邪魔になる大きさではないので、さり気なく食卓を飾ってくれます。
元々はオブジェだった作品が生まれ変わった商品ですから、もちろんキッチン以外の場所に飾り、オブジェとして楽しむのも良しです。
背が低めのお花や観葉植物と一緒に飾っても素敵ですね!
まとめ
さて今回はリサ・ラーソンのジャパンシリーズから、オブジェのような塩とコショウ入れ「ねこのソルト&ペッパー」を紹介しました!
ヴィンテージのオブジェをリデザインした商品という事もあり、そのデザイン性は高く、飾って楽しめる塩コショウ入れとなっています。
「リサ・ラーソンのオブジェは高い」そんな印象を持っている方も多い中で、2つセット2,800円(税抜)という低価格設定が驚きです。
しかし、安っぽさや出来栄えに問題を感じる点はなく、手軽にリサ・ラーソンの作品を楽しめる嬉しい商品でした!
普段何気なく使っている小物にこだわると、いつもの日常がワクワクする生活に変わるので、少しずつお気に入りの物を揃えていきたい今日この頃です。
素敵なねこの塩コショウ入れが気になった方は、チェックしてみてくださいね!
コメントを残す