皆さんはお気に入りの小皿をお持ちですか?
我が家にももちろん10cmくらいの小皿はありますが、食器に興味を抱く前に買った物で、残念ながら好んで使ってはいませんでした。
そこで、身の回りを愛着の持てる物で揃えたいと考えている私は、今回小皿を買い替える事にしました。
購入したのは、日本の食器メーカーである白山陶器の中から「ブルーム(BLOOM)」というシリーズ。
北欧テイストな雰囲気も持ち合わせている事から、所有している北欧食器にも合いそうだと思い選びました。
記事の後半では北欧ファン目線で、北欧食器と合わせながら紹介していきます!
目次
北欧食器ではなく和食器を選んだ理由
当ブログでは、これまで北欧食器を紹介してきましたが、今回北欧食器を選ばなかったのには理由があります。
というのも、北欧食器には10cm程度の小さいお皿が極端に少ないんですよね。
そもそも、洋食器はナイフとフォークで、和食器は箸で器を持つという文化の違いがありますから、北欧食器には手に持って頂く取皿や小皿が少ないのだと思います。
という訳で小皿は、日本のメーカーから選ぶ事にしました。
多くのグッドデザイン賞を獲得している「白山陶器」
白山陶器は、長崎県の中央北部に位置する波佐見町で作られている波佐見焼です。
有名な食器ブランドなので、食器好きなら1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。器作りの基本にあるのは「なにより使いやすく、生活の中になじむものである」というポリシー。
出来上がる器は、使いやすさだけに留まらずモダンかつ、スタイリッシュさも兼ね備えている事がさらなる魅力です。
数多くのグッドデザイン賞やロングライフデザイン賞を受賞しており、デザイン性に優れている事がうかがえますね。
そんな白山陶器は、日本のおしゃれな食器ブランドとして不動の人気を誇っています。
品と華を兼ね備えた白山陶器の「ブルーム」

さて、そんな人気ブランドである白山陶器の中から今回紹介するシリーズは「ブルーム(BLOOM)」。
プレートは5サイズ展開となっていますが、その中でも「SSサイズ」という一番小さな11cmのプレートを紹介します。
透き通ったような白磁に、紫がかった深いブルーで花柄が描かれており、品と華を併せ持った美しさが特徴です。
紫がかった深いブルーは「瑠璃色」という色なんですって!
瑠璃色が美しいブルームの外観をチェック!

ブルームのプレートの絵柄は、「ブーケ」と「リース」の2種類展開となっています。
私はどちらのデザインも楽しみたいと、それぞれ3枚ずつの計6枚を購入しました。
ブーケは白磁をメインに、中央に花束が描かれており上品なデザイン。その一方で、リースはお皿の縁にぐるりと一周華やかな花模様が入り、北欧食器のような雰囲気があります。
どちらもそれぞれ違った魅力があり、1シリーズで2種類のデザインが楽しめる特別感もありますね。

ブルームは、職人さんが器1枚1枚に瑠璃色の花模様を筆で絵付けしています。
じっくり見ないと分からない程度の差ですが、その模様や色のにじみ具合が均一ではありません。職人さんが丁寧に描いた手書きの温かみを感じます。

裏側中央には白山陶器のマークが入っています。
ここで気づいたのは、裏に描かれた花びらの枚数がブーケとリースで異なること。ブーケには3枚、リースには2枚と裏側にまでパターンの違いをほどこす細かなこだわりを感じますね。

スタッキングしても裏の模様がチラッと見え、とても可愛らしいです。

高さは2cmあり縁が上がっているので、お醤油などの液体を入れやすい点も良いところ。
後ほど、実際にお醤油を差した画像をご紹介しますので参考にしてみてください。
ティーマとの相性も良い!
さてブルームの外観をじっくり見てきましたが、ここからは北欧食器との相性を見ていきましょう!
北欧食器の代表格であるイッタラのティーマと合わせてみました。

合わせたプレートのカラーはホワイト、サイズは23cmです。
近くで見ると白磁の色が異なるのですが、こうして遠目で全体的に見ると違和感なく馴染んでいますね。

ホワイトだけではなく、ピンク系やグリーン系など色味がある食器とも相性が良いです。瑠璃色はとても合わせやすい色なんですね。
合わせたプレートがパステルカラーで可愛らしい事もあり、品があるブルームが可愛らしい印象へと表情を変えました。
こちらのプレートは同じくティーマの17cm。グリーン系のセラドングリーンは既に廃盤となっていますが、ピンク系のパウダーは現行品です。
ティーマはこちらの記事で詳しく紹介しているので、よろしければどうぞ!
小さいけど、たくさん使えるSSサイズ!

我が家では、お刺身が夕食に並ぶ事が多く、醤油皿はなくてはならないもの。
醤油を差しただけですが、赤茶の褐色系が瑠璃色に映えいつもの醤油の美味しさが増し増しに感じます(笑)
お刺身を盛り付けたガラスのプレートはイッタラのカステヘルミです。美しいガラスの清涼感がたまりません!

醤油差し以外でも、ちょっとした付け合せの小皿として大活躍!赤・黄色・緑・黒・茶系と、どんな色の副菜にもよくマッチします。
瑠璃色の美しい花模様のお陰で、小さな一品を並べるだけでもテーブルが華やかになりますね。
あまり枚数を使いすぎると洗い物が細々として大変ですが…。
今まで使用していた小皿は白いものでした。盛り付ける物を選ばず使いやすいのですが、悪くいうと殺風景。
小皿は大皿と違い数品を盛り付けるよりも単品で使うことが多いので、小皿に素敵な模様があると見た目が鮮やかになり食欲をそそられます。

子供用としても、小皿は役立ちます。
小さな手にもすっぽりと収まりが良く、15cmくらいの取皿に比べると軽いので、子供用には取皿として小皿を出すことがあります。
食事以外にも、おやつプレートとして活躍する事もしばしば。
ちなみに、重さは個体差があり、私が購入した物は77g〜92gでした!
まとめ
今回は、白山陶器のブルームの中から一番小さな「SSサイズ」のプレートを紹介しました。
北欧食器に惹かれることが多い私ですが、北欧食器には10cm程の小皿の取り扱いが非常に少ないのです。
そんな中、ブルームは日本の食卓に合わせ大きいものから小さいものまでと豊富なサイズ展開。更には、北欧食器にも合わせやすいデザインという北欧ファンには嬉しいシリーズでした!
美しい瑠璃色の花模様は、食材の見栄えを引き立たせ一段と美味しそうに見せてくれます。
今までは真っ白な小皿を使っていたこともあり、お皿で見栄えが変わる事を実感しましたね。器選びはやはり重要だと感じます。
みなさんにも愛着を持てる小皿が見つかると良いですね。白山陶器のブルームが気になった方は是非チェックしてみて下さい!
コメントを残す