子連れで楽しめるコテージキャンプ場「PICA秩父」の旅行記を写真多めにレポート!

世の中のキャンプブームに乗っかり「キャンプして美味しいご飯を食べたい!」とは思うものの…。
我が家はアウトドアには縁がないインドア派。

初心者にとっては「何をどうすればキャンプができるのか?」と分からない事だらけなのです。

そんなキャンプの「キ」の字も知らない私達が最終的に探し求め行き着いたのが、コテージキャンプという素敵な響きのアウトドアリゾートでした!

今回は、宿泊するコテージのテラスでBBQが楽しめる「PICA秩父」に、冬を目前にした11月にお邪魔してきましたので、その模様を写真多めに詳しくレポートします^^

埼玉県秩父市にあるコテージキャンプ場「PICA秩父」

PICA秩父は、埼玉県秩父市の観光地として有名な、秩父ミューズパークという自然豊かな市営公園の一角に位置しているコテージキャンプ場です。

  • 住所:〒368-0102 埼玉県秩父市久那637-2秩父ミューズパーク内
  • 電話番号:0555-30-4580
  • チェックイン:15:00(最終チェックイン:19:00)
  • チェックアウト:10:00
  • 駐車場:無料駐車場あり(ミューズパークP4駐車場)

 

今回私達がPICA秩父を選んだポイントを上げると…

  • テントではなくコテージに宿泊できる
  • コテージ内にトイレ完備
  • 冷暖房あり
  • 手ぶらでBBQができる
  • BBQはコテージのテラスで出来るので、プライベート空間を楽しめる
  • 大浴場が併設されている

キャンプ初心者にとってはハードル低くアウトドアを楽しめる条件が満載だった事が、PICA秩父に決めた理由でした。

PICA秩父の共用エリア

それでは、キャンプ初心者にも優しいPICA秩父の共有エリアから見ていきましょう!

出典:楽天トラベルより

入り口を入ると、すぐにフロントがあります。
スタッフの方は、チェックイン・チェックアウト時も敏速かつ丁寧に対応して下さいました。

フロントの隣には売店があり、お菓子・ソフトドリンク・お酒・調味料・紙皿類など、ちょっとした買い物ができます。

我が家は、秩父の地ビールと秩父プリンを購入しました♪

個人的に、緑色のラベルのペールエールがフルーティーな味わいで好みでした!
プリンは、ゼリーに近い不思議な食感でしたが、味はGoodでしたよ〜。

フロント棟の隣にあるのは、大浴場「樹音の湯」。宿泊者は無料で利用できるのが嬉しいポイントです♪

駐車場は、写真右上のグレーの部分となっておりコテージエリアに車を乗り入れる事はできません

そのため、荷物が多い場合や小さなお子さんがいる場合、駐車場やフロント棟からコテージまでの移動が大変だと感じました。

荷物を運ぶためにカートを無料貸出しているそうです!フロント棟から遠いコテージの場合、助かりますね!

自然の中に佇むコテージ

それでは、コテージについて詳しく見ていきましょう!
コテージ自体に若干の古さは感じるものの、木材をふんだんに使ったログハウスの外観が素敵です。

特に夕暮れ時は、昼間より雰囲気のあり見惚れてしまうほど。

今回、私達が宿泊したのは「CAMP4」という定員4名のスタンダードタイプのコテージです。

我が家の棟は158で、フロント棟や大浴場から徒歩4分程と比較的近い場所にあるコテージでした。

所々に坂道があったので、重い荷物を持ち運ぶチェックイン・チェックアウト時の移動は少々大変でしたが、それでも森の中の空気や自然を十分に感じながら気持ちよく移動できる距離でした^^

コテージの中を見てみよう!

それでは、CAMP4のコテージの内観を詳しくご紹介します!

出典:楽天トラベルより

中に入ると、4台のソファー兼ベッドとソファーテーブルがセットしてあります。清潔な枕と掛け布団の用意もありました。

部屋の大きさは20畳程と広いリビングの様で、ゆったりと快適な広さでしたよ。

奥にはミニキッチンが設置されており冷蔵庫も完備されていました。そして向かって左側がトイレ、右が脱衣所とシャワールームです。

トイレは、暖房便座ですが洗浄機能はありません。新しさには欠けますが、清潔感はあるので安心して使えます。

シャワールームは半畳ほどの広さでしたので、子供と一緒に使うとなるとスペースに余裕がなく使いづらそうという印象です。

私達は大浴場を利用したので、こちらのシャワールームは使用しませんでした。

脱衣所は、小ぢんまりとしたシャワールームに比べると広さがあります。ハンガーの用意があるので上着を掛けたり、大浴場で使ったタオルを吊るすなど便利に使えました。

ちなみに、バスタオルとフェイスタオルは、こちらの脱衣所に人数分が用意されています。

先ほど紹介した4台のソファー兼ベッドは、写真左側のあずき色のソファーカバーを取ると右側のシーツに早変わりするという仕組み。

ベッドは可動式なので、並べて子供と添い寝ができ助かりました。

シーツや掛け布団の素材がツルツルした綿だった為、ベッドに入るとヒンヤリと冷たく感じ、布団の中が温まるまで少し我慢が必要でした。

毛布の用意はなかったので、夏以外の季節に利用する際には、大きめのブランケットを持参して毛布や敷き毛布の代わりにしても良いですね。

暖房設備はエアコンと部屋の一部が床暖房となっていました。
床暖房のお陰でフローリング特有の冷たさを感じる事はありませんし、裸足で過ごしてもぬくぬくと気持ちが良いです。

夜はエアコンを消すと寒くていられなかったので、付けっ放しで就寝しました。

私達が宿泊した11月下旬は、夜の気温が10℃前後。
風邪を引かぬように防寒対策はしっかりとしてくださいね!

BBQの準備を始めます!

さてコテージの紹介も終わったところで、ここからはお待ちかねのキャンプ飯!夕暮れになってきたのでBBQの準備を始めます!

それにしてもコテージから眺める森の中の夕暮れは、最高の癒し風景でした。

素敵な風景を満喫できるテラスには、椅子とテーブルが用意されています。

椅子は木製の為、その座り心地は…、お世辞にも良いとは言えません。

そんな中、お隣のコテージに宿泊している方が、アウトドア用の折り畳みチェアを持参していました。
寛ぎながらお酒を楽しんでいる様子をチラ見してしまい、次回の我が家の持ち物リストに異存なく仲間入りを果たしましたね。

テラスで長居したい場合は、必須アイテムと言っても過言では無いでしょう!

持ち運びで荷物になってしまいますけどね…。
しかし、テラスで心行くまでコテージの夜を楽しみたい方には、ぜひ持参してもらいたいアイテムです!

初心者でも簡単に火起こしが出来た!

私が今回一番不安だったのが「火起こし」

というのも、私達3人は初めてのBBQ体験なのです。未だかつて自ら火を起こした事がありません!
スタッフが手伝ってくれる様子はなかったので「果して…、自分達だけで火が起こせるかしら?!」と心配でした。

テラスには、バーベキューコンロ・トング・チャコスタ(火おこし器)そして炭の用意がありました。

炭の名前がとてもユニークで、その名も「CAMP no SUMI」!
ローマ字にしただけで面白可愛くなってしまったネーミングが個人的に好きです(笑)

軍手・焚きつけ・チャッカマンの用意もありました。

更に、初心者の私達にとって有り難かったのは「チャコスタ(炭熾し器)の使い方」という説明書。写真付きなのでとても分かりやすいです!

この説明書の通りに火起こしを進めていきます!担当してくれたのは、パパと小3の娘。

娘は「やってみたい!」と進んで手伝ってくれました。初めての体験に興味津々な様子。

火が燃え盛る時はパパがサポートしてくれました^^

パパと娘、二人の協力のお陰で、失敗することもなく良い感じに着火しました!

それにしてもチャコスタの使い方の説明書は救世主でしたね〜!あの説明がなかったら、どう火起こしをすれば良いのかチンプンカンプンだった事でしょう。

「無事にBBQを始められる!」とホッと一安心です。

BBQ最高!アルミホイルを持参しアレンジ料理も!

ここからは食材とBBQの様子を紹介します!

私達が予約したのは「スタンダードBBQコース」という1番お手軽な炭火BBQのプランで、食材は以下の通り。

写真左から、白米・野菜盛り合わせ・お肉(牛・豚・鶏)です。右側のビニール袋には紙皿・割り箸等の食器類が入っていました。

オプションでお肉や野菜の追加オーダーや食材のグレードアップもできるようなので、次回チャレンジしてみたいです。

炭火BBQプランは朝食もセットになっています。朝食については後ほど詳しく紹介しますね。

炭火で焼くお肉の美味しさや、自然に囲まれたテラスで頂く開放感。ついに思い描いていたキャンプ飯を味わえ最高です^^

我が家ではパパが「ホイル料理を試したい!」と行く前から楽しみにしていたので、アルミホイルを持参しホイル料理にも挑戦です!

https://twitter.com/horisa320/status/1361099060820672513

パパが作ってくれたホイル料理を1品紹介すると、鶏肉・玉ねぎ・ズッキーニを塩コショウし、レモンをかけて頂くという非常にシンプルな料理ですが、素材の味を活かした優しい味でとても美味しかったです!

美味しさだけでなく、開けてみないと仕上がりが分からないホイル料理は、完成までのワクワクがたまりません♪

更に、アルミホイルを開けた瞬間に湯気と香りが一気に広がり、一同大盛り上がりでした!

こちらのホイル料理は提供された食材をアレンジして作っています。(レモンと塩コショウは持参)

白飯はおにぎりを握り、持参した醤油で焼きおにぎりに^^!

炭火・けむり・野外で食す焼きおにぎりは、家で作るものとは一味違い格別
娘が「熱い〜!美味しい〜!」と満面の笑みで頬張ってくれ、その顔を見るだけで幸せになりました (*^^*)

朝もプチBBQを楽しみました

賑やかなコテージでの夜はあっという間に過ぎてしまい、気づけば爽やかな森の朝。

昨晩の楽しかったBBQの余韻を残しつつ、まだまだアウトドアをエンジョイしたくて、残った炭と焚きつけで朝から火起こしをしました!

朝の秩父は夜よりも冷え込み、この日は2℃。私が住んでいる神奈川県とは10℃程温度差がありました。

しかし、こんな自然の中で過ごす朝は爽快で、寒さが気持ちよく感じるんですね。

炭の用意もできた所で、朝食を準備していきましょう!

PICAから提供された朝食の食材はこちら。
左から、クロワッサン・りんごジュース・サラダ(ドレッシング付き)、右側のトレーには卵ペースト・合鴨のパストラミ・即席のコーンスープが入っていました。

写真上側にある袋には、昨晩と同じく紙皿・割り箸・スプーン等の朝食に必要な食器が入っています。

トレーに入っている具材は日替わりとの事。
これらの具材をクロワッサンに挟んで頂くというのがPICAの朝食セットでした。

我々は提供された食材をそのまま頂くより、もう少しアウトドアを楽しもうと、具を挟んだクロワッサンをアルミホイルに包み、蒸し焼きにしていきます。
出来上がりが楽しみですね♪

10分程…、経ったでしょうか。クロワッサンが温まりましたよ!

アルミホイルで包んでいるのでクロワッサンのサクサク感はありませんが、焼きたてパンの様なふわふわ感で最高に美味しいっ!!
中に挟んだ卵ペーストとパストラミの塩加減も良いあんばいです^^

朝から炭を起こす手間はいりますが、そんな事は気にならないほど楽しく!美味しく!温かく!」と3拍子揃った朝食をテラスで頂く幸せには敵いません!

コーンスープは即席ですが、粒がしっかりとして味も良く、いつも食べているク◯ールよりずっと美味しいっ!

気温約2℃という寒さの中で白い息を吐きながら、熱いコーンスープを冷まし、ほかほかのクロワッサンを3人笑顔で頬張っていたあの光景。幸せを感じながらゆったりと取った朝食は格別でした^^

コーヒー好きはドリップコーヒーを持参しよう!

最後に、持っていけば良かったと悔やんだ物を1つ紹介します。

「朝はコーヒー!」という方に忘れずに持って行ってもらいたい物がドリップコーヒー

コーヒーを煎れた時のあの香りを、このキャンプでこそ楽しめれば良かったのですが…。私達はそこまで気が回らず(; _ ;)泣く泣く自販機の缶コーヒーで我慢です。

コテージに電気ケトルが備え付けられていますので、ドリップコーヒーがあれば美味しいコーヒーを楽しめますよ!

フロント棟の売店でドリップコーヒーは見つかりませんでした。
自販機は施設内に点々とあります。

キャンプ初心者におすすめしたいPICA秩父!

さて、今回は11月にお邪魔したPICA秩父での旅行記でした。

キャンプ初心者から見たPICA秩父のおすすめポイントをまとめると…

  • 手ぶらでBBQが楽しめる
  • 説明書を参考にすれば初心者でも火起こしができる
  • 大浴場がある
  • コテージの室内が広く快適に過ごせる
  • 自然の中で過ごすのは爽快!癒やし効果も抜群♪

 

逆に惜しい点を挙げさせてもらうと…

  • コテージエリアに車の乗り入れができず、移動が少し大変
  • 施設全体が若干だが古い

 

以上となりますが、総合的には良かった点の方が群を抜いており大満足のコテージキャンプとなりました!

初心者に優しいキャンプ場ですので、気になった方は是非チェックして下さいね。

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